某大型商業施設新築工事より

今回は、床上げ工事のご紹介です。

 

前回ご紹介した打設工事後、土間の上に、置床と言われる施工を施しています。

水廻りがくる防水区画には、脚の長い高さ25㌢の置床(お写真左)を設置します。

なぜかというと、土間と仕上がりの床の間に、排水管やフロアコンセント等の配管をする為と、仕上げの床材が不陸があると綺麗に貼ることができないからです。

お写真右の脚の短い高さ5㌢の置床は、水廻りではありませんが、床の仕上げ材料に、フロアタイルと言われる厚さ3mmの床材を使用する為、やはり土間の不陸を拾わないように施工しています。

普段、目にすることのない、店舗さんの床の下は、その仕上げ材料によって下地の処理をこのように変えて施工しているんですね!

綺麗な仕上がりの為には、やはり、それなりのひと手間が掛かっています(*‘ω‘ *)