外壁のサイディング張りが始まりました。

白い紙は、透湿・防水シートでこれが雨をシャットアウトしています。

縦の木材は、通気の為の胴縁です。厚みは15ミリあります。これが、通気層です。

白い紙は、水は通さないのですが湿気は通します。

通気層には、壁内の湿気が通るとしています。

排出した湿気は、屋根の上の棟換気、もしくは軒の換気口から

排出されます。

通気工法は、現在サイディングだけではなく、モルタルの

外壁仕上げでも採用されています。

これにより、壁内の結露の可能性が大きく下がりました。

昔は、白い紙ではなく黒い紙でフェルトと呼ばれるアスファルト

が塗られている紙を貼っていました。

防水性能は、有りますが透湿性能は皆無でした。

これが壁内の結露の原因と言われています。

何気ない、仕組みですが大きく改善されました。